挑戦に早すぎることはない

何かに挑戦するときに「もう少し早くやっておけば…」と後悔することがあっても「早すぎた」と感じることはありません。一方で「もう少し早くやっておけば」と後悔した場合でも、今から始めることに「遅すぎる」なんてことはないのです。何事もやろうと思ったタイミングがベストタイミングなのです。

留学を経験したときの話

私の体験談を少しお話させてください。留学(ワーキングホリデー)を経験したときの話です。

留学を決意したのは、大学3年生の20歳でした。アルバイトはしていたものの、留学資金は手元になかったため、親に全面的に協力してもらいました。留学先では、同年代の日本人留学生にたくさん出会いましたが、20代後半の社会人の方に会う機会がたくさんありました。彼らは、企業に就職して5~6年ほど働き、自分で資金を貯めて留学しているとのこと。そんな方たちからすれば、親のお金で留学をしている私が面白くなかったのでしょう。

なぜ20歳で留学したの?

社会人になってから自分のお金でこればいいんじゃないの?

こういった言葉をたくさんいただきました。もちろん、言われた本人(私)はいい気がしませんでしたが、その言葉の本質を考えてみました。

若くして、こんな経験ができるのはうらやましい。

私ももっと早くに行動しておけばよかった

「羨ましい」という気持ちが隠れていたのだと、今ではその言葉を理解することができます。皮肉や嫌味を言われることは少なからずあり、つらい思いもしましたが 「留学が早すぎた」など一度も思ったことはありません。 むしろ、早い行動のおかげで、考え方が変わりましたし、 世界を知ることができてよかったと思っています。

例えば、就活をするときでも 留学を経験していたので、日本企業のみならず海外企業も就活対象として、広い視野をもって取り組めました。 ワーキングホリデーは30歳までの条件つきですが、20歳で1カ国目を経験しているので、2カ国目に行くこともできます。

29歳でワーホリをすれば、2カ国目に行きたいと思っても選択の余地がありません。(29歳でワーホリに行くことが間違いと言っているのではなく) 早い行動とは、選択肢が広がことを意味します 何をするにも早すぎることは決してありません。 後悔することもありません。 ただちょっとだけ勇気がいるだけです。